2025-09-12
国際連携委員会
2025年9月8日(火)から12日(金)にかけて、カナダのカルガリーおよびバンフで開催されたIHA(International Housing Association/国際住宅建築協会)の中間総会に、当協会から事務局3名が参加しました。
初日には、IHA とIHHWA(国際住宅保証協会)との合同ミーティングが行われ、カナダにおける住宅市場の最新状況、住宅保証制度、経済と関税に関する発表が行われました。
続いて開催されたIHA総会には、日本を含む9か国(ブラジル、カナダ、米国、英国、アイルランド、ノルウェー、豪州、台湾)から代表者が参加しました。ゲスト国としてタイもオンラインで参加し、各国の住宅市場に関する最新動向の共有や今後の協会運営に関する活発な意見交換が行われました。
会議では、米国の関税政策が各国の住宅産業に与える影響や、気候変動対策、アフォーダブル住宅の普及、建築技能者の確保、建設産業のデジタル化(Industry 4.0)といった、グローバルな住宅業界が直面する重要課題について議論が交わされました。日本からは「住宅省エネ2025キャンペーン」「GX指向住宅」「平屋住宅の普及トレンド」「i-Construction 2.0」「建設業に従事する労働者の現状と課題」などについて発表を行い、参加各国から高い関心が寄せられました。
会期中には、カルガリー市内にあるPromise Robotics社(AIとロボティクスを活用した住宅建設自動化)、ATCO Structures社(モジュラー建築)の工場視察や、アフォーダブル住宅プロジェクト、住宅不足解消を目的とした用途変更建築(オフィスビルから住宅への転用)などの視察も実施され、北米における最新の住宅建設技術や都市開発動向を学ぶ貴重な機会となりました。
次回のIHA中間総会は隔年開催とし、オンライン会議を柔軟に活用していく方針が確認されました。今後も当協会はIHAを通じた国際的な情報収集・発信に積極的に取り組んでまいります。

IHA とIHHW合同ミーティング

IHA中間総会

Promise Robotics 社視察

アフォーダブル住宅プロジェクトの視察

用途変更建築(オフィスから住宅へ)の視察