WOODRISE 2021 BUSINESS SESSION開催報告

当協会は「WOODRISE 2021 BUSINESS SESSION」（以下、BS大会）を2022年5月22日（日）～5月27日（金）に主催者として開催いたしました。WOODRISEは、中高層木造建築物の発展を目指す国際会議で2017年フランス・ボルドーや2019年カナダ・ケベックシティで開催されており、2021年10月にWOODRISE 2021  KYOTO（以下、京都大会）として初めて日本で開催いたしました。京都大会では、新型コロナウイルスの影響で本来予定していたプログラムを一部実施することができず、そうしたプログラムを補完するため、このたびBS大会を実施いたしました。

京都大会と同様に「持続可能な開発に向けた木の建築　伝統から未来へ」のテーマの下、各国の企業・団体による中高層木造建築の普及に向け様々なプログラムを実施しました。ビジネスの観点から「経済」、「環境」、「人の健康」に着目したテーマ別講演会、国内外の業界関係者間の意見交換や交流を図るB to B Meeting、ガラディナーなどの社交行事、伝統的な木造建築や最新の中高層木造建築に加え最先端の技術研究を進める研究機関などを巡るテクニカルツアーの実施などです。

会期中、約300名の方にご参加いただき盛況のうちに終了いたしました。コロナ禍が収束しない中、海外からはフランス、オーストラリア、ノルウェーより20名が来日されました。

開催にあたり、ご支援ご協力を賜りました皆様、ご参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。

当協会は、これからもWOODRISEの取り組みを通じて、中高層木造建築の普及と発展を図り、関連業界のみならず社会に貢献すべく活動を進めて参ります。

次回のWOODRISEは、2023年にフランス・ボルドーにて開催予定です。

開会式の様子

社交行事ガラディナーの様子