JUBHが運営する3つの委員会のうちの1つ「北⽶・豪州委員会」では、全⽶ホームビルダーズ協会(NAHB)が事務局を務める国際住宅協会(IHA:International Housing Association)への参画を通じて世界の加盟各国が抱える住宅に関する悩みや課題を共有し、議論を⾏っています。同時に、豪州住宅産業協会(HIA:Housing Industry Association Limited of Australia)と覚書(MOU)を締結し、それぞれの課題や新たな技術などの情報共有を図っています。これら2つの協会との活動を通じて国際的な建築・住宅産業の発展を⽬指しています。
私が現職に就く経緯は、JUBHが設⽴される前に⼀般社団法⼈住宅⽣産団体連合会(住団連)で国際部⻑として、IHAやHIAとの交流に携わっていたことに端を発します。その後、住宅産業に関連する国際交流を出来るだけ統⼀した団体として2018年にJUBHが設⽴し、それまで担当していたIHAへの参画やHIAとの交流をそのまま住団連から引き継ぐ形で「北⽶・豪州委員会」の統括を任されることとなりました。建築資材メーカーであるYKK AP株式会社からの出向者である私は、住宅に関する専⾨知識を習得することが必要となりました。 また、住宅メーカーからの出向者が多い中、建築資材メーカーからの出向者である私がどこまでやり遂げられるのか、模索しながらも奮起して取り組んでまいりました。